EX・ダンビー工法

工法概要

地下埋設物が輻輳する道路での敷設替えは、交通の混乱や生活環境への影響、コスト等の問題もあって困難をきわめます。こうした問題を解決するために開発されたダンビー工法は、中大口径管きょを開削することなく、スピーディーに甦らせる管更生工法です。硬質塩化ビニル製の帯板(ストリップ)を既設管の内側に密着させながら結合材を用いてスパイラル状に製管し、ストリップ管と既設管の隙間に充填材を注入して既設管・充填材・ストリップ管の三つが一体化した複合管を形成します。

特徴

1. 流下性能が向上

更生管は既設管と同等以上の流下性能を有します。

2. 優れた止水性能

更生管は0.3MPaの内水圧、0.1MPaの外水圧に対して水密性を有します。

3. 幅広い施工適用性

既設管呼び径800mm~3000mmの大口径管に対応。円形以外にも、矩形・馬蹄形など非円形にも対応。
既設管に段差(50mm)・屈曲角(6°)・曲がり(曲率半径25m)・隙間(120mm)があっても施工できます。

4. 耐外圧強度の増大

破壊したヒューム管を更生した場合、新管と同等以上の強度を有します。

5. 耐薬品性・耐磨耗性・耐久性

更生管は耐薬品性、耐摩耗性、および耐久性を有します。ストリップ管は、酸・アルカリのいずれのも強く、耐摩耗性は硬質塩化ビニル管と同等以上です。

6. 供用中施工が可能

既設管路を使用しながら施工できます。

7. 優れた経済性

効率的施工で工事期間が短く経済的に施工することが出来ます。

適用管種および用途

適用管種

ヒューム管、鋼管、鋳鉄管、ミニシールドセグメント

用途

  • 非飲料:下水、農水、工業用水
  • 飲料:上水、農水、工業用水等

標準構造図

施工例

円形管渠

着手前

更生完了

矩形渠

着手前

更生完了

技術認証登録等

(財)下水道新技術推進機構の建設技術審査証明 第0115号

リンク

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